海沿いのカバニャル地区にある老舗バル
バレンシアの中心部から5㎞少々離れた海沿いのカバニャル地区は、昔は漁師の町でした。私がバレンシアに住み始めた2002年頃はロマ族やドラッグ常習者、売春婦のいる一画もあり、用事がない限りは近付きませんでした。その後一部再開発されて5つ星ホテルが開業。今ではおしゃれなバルもポツポツ増えたり、かわいらしい昔の家々に注目が集まりつつあります。
そんなカバニャル地区に1957年にオープンしたCasa Guillermoは、自家製のアンチョビが有名なバル。2009年にすぐ近くに移転し、イマドキの雰囲気を漂わせるバルに変身しました。WEBサイトに掲載されているメニューにあるように、昔からカバニャル地区で食べられている料理がいろいろあり、ワインの品揃えもよし。値段はよそに比べると少しお高めではありますが、それでも人気なのはそれなりの理由があるからでしょう。一度は足を運んでみたいバルです。
バレンシアに来たらビーチ沿いのレストランにパエリアを食べに行く方も多いかと思いますが、その前にここでアペリティフを楽しむのもいいですね。
ここではぜひお店の名物、自家製アンチョビをお試しください。スーパーで売っているひどくしょっぱいアンチョビとは違い、とてもやさしいお味です。
カサ・ギジェルモ Casa Guillermo
住所: Calle Progreso 15, Valen