名前の通り花で覆われたプエンテ・デ・ラス・フロレス
バレンシア市民の憩いの場トゥリア庭園は全長およそ10㎞。20世紀まで市内を流れていたトゥリア川の跡なのです。そのためいくもの橋が架かっていることが特徴のひとつ。橋の中には、Puente de las Flores(プエンテ・デ・ラス・フロレス)という、名前の通りに花で覆われた橋があります。ちょうどスペインがバブルに沸いていた2002年に完成しました。
多い時は1年に5回も花を植え替え、年間維持費に50万ユーロかかる"世界でもっともコストのかかり橋"と揶揄されていたこともあります。2006年に当時のローマ教皇ベネディクト16世がバレンシアを来訪した際には、バチカンカラーで白と黄色の花が植えられたのですよ。クリスマスの時期はいつもポインセチアだったかと思います。財政難なのか、たま~に枯れた花のままなのはご愛敬。写真映えするスポットでもあるので、アフターコロナにバレンシアにお越しの際はぜひ足をお運びくださいね。
Puente de las Flores地図:https://goo.gl/maps/XzjLYVDgWv63T64AA
Source: バレンシアー地球の歩き方