2回めの警戒事態宣言が発令されました
スペインのコロナウイルス感染者は累計で100万人を突破し、今も増え続けています。春と比べて重症者が減ったのであまり深刻さを感じませんが、数字を見ると驚きます。
10月25日には、とうとう2回めの非常警戒事態宣言が発令されてしまいました。
<屋内外を問わず公共の場ではマスク着用が義務化されています>
スペイン中が一斉にロックダウンとなった春とは異なり、今回は各自治州が状況にあわせて細かいルールを決めることになります。お役所や教育機関、企業、商店などは発令前と変わらず閉まることはありません。飲食店に関しては、カタルーニャ州がテイクアウトのみという厳しいルールを設けました。
カナリアス諸島を除く全地域で23時~翌6時までの夜間外出禁止令が出ましたが、開始時間と終了時間は各自治州の決定で1時間前後することが可能です。ここバレンシア州は比較的感染率は低いので(もちろん日本に比べるととんでもない数字なのですが)23時~翌6時まで、カタルーニャ州だと22時スタートです。アラゴン州やアストゥリア州では、正当な理由なく州から出たり入ったりすることができないそうです。また、カタルーニャ州では週末の終日外出禁止も検討中だとのこと。このように州ごとに違いがあるので、州外に出る際には下調べが必要です。
バレンシア州は今のところ閉鎖されている自治体はありません。飲食店も人数を制限してはいるもの