男性が女性にプレゼントを贈るバレンシアの日

アラゴン

10月9日はバレンシア州の日で、州全体の祝日になっています。12日は国の祝日なので、今年は週末をはさんで4連休。残念なことにコロナウイルスの影響で、今年は花火大会やモロス・イ・クリスティアーノス(イスラム教徒とキリスト教徒)のパレードなどのイベントは開催されませんが、夫婦や恋人間でのお祝いは例年通り。
そもそもこの日は、1238年にキリスト教徒勢が、500年以上もバレンシアを占領していたイスラム教徒勢に打ち勝ち、アラゴン王国のハイメ1世王が統治者として入城したことを記念する伝統ある祝日なのです。

<アルフォンソ・エル・マグナニモ広場にあるハイメ1世王の銅像>
そして、それと同時にバレンシア州の一部地域では、男性から女性にプレゼントを贈るバレンシア版バレンタインデーでもあるのです。日本は女性から男性なので、ちょうど反対ですね。なお、ホワイトデーに相当するものはありません(笑)。スペイン全国区ではほとんど知られていない、ローカルな習慣です。
プレゼントは決まっていて、おままごと道具のようなカラフルでかわいいミニチュアの野菜や果物を模ったマジパンです。昔からバレンシアは野菜と果物の産地ですからね。これをスカーフで包んで渡すことになっているので、毎年今の時期はお菓子屋さんの店頭が華やかです。ご覧のように、食べるのがもったいないくらいかわいいんです。食べてみたいな、お土産に買い

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