今日は大晦日。スペインでは12粒のブドウで年を越す
夏に日本に帰るはずがコロナウイルスで泣く泣く諦め、年末年始こそは!と思ったものの、それもかなわず大晦日になりました。
スペインでは2週間続くクリスマスの間に年が変わります。宗教や習慣の違いもあり、日本人が新年を厳かに迎える感覚はありません。では、どんな風に新年を迎えるのか、それはもうスペインですからフィエスタです、フィエスタ(Fiesta:パーティーの意味)。
但し、今年はコロナウイルスの影響でクラブやディスコは閉まっていますし、屋外でのカウントダウンイベントもありません。そもそもスペイン全土で外出禁止令発令中ですから。バレンシア州では23時から翌6時までが外出禁止。ただ、今夜に限り1時間大目に見てくれて24時からです。でも当然年越しは家ですることになりますね。ちなみに、家の中でも外でも6人を超える会合は禁止です。
スペインの年越しの習慣といえば、12粒のブドウ!! 大晦日の夜、年が明ける時に時計塔の鐘が12回鳴るのに合わせて12粒のブドウを食べるとよい新年を迎えられると言われているのです。上手に食べられるように、時間前にはぶどうの皮をむき種をとってセッティングする人も(私もです)。
この時期には食べやすいように皮をむいた種なしブドウが入った缶詰や、12粒だけブドウが入ったパックなども売り出されます。
12粒のブドウを食べ終えたら、カバ(スペインのスパ