スペインの規制緩和フェーズ1~3の内容は?
3月半ばからコロナウイルスによる警戒事態下にあるスペインは、フェーズ0からフェーズ3までの4段階で規制緩和を進めています。次の段階に進むには、中央政府の承認が必要です。
明日6月1日(月)からは、
◆フェーズ1:マドリード州、カタルーニャ州(バルセロナ大都市圏及びリェイダ県の一部)、カスティージャ・イ・レオン州(エル・ビエルソ地方を除く)
◆フェーズ2:フェーズ1と3を除くスペイン全土
◆フェーズ3:フォルメンテラ島(バレアレス州)、ラ・ゴメラ島(カナリア州)、エル・イエロ島(同上)、ラ・グラシオサ島(同上)
となります。
各段階の内容はどんなものなのか? かなり長くなりますが、バルセロナの日本国総領事館から届いたお知らせから抜粋してお伝えいたします。
【フェーズ1】
(1)移動の自由
(ア)県、島、又は他の基準領域内の移動を自由とする。ただし、最大10名での移動とする(同居人同士の移動はその限りではない)。バスク州については、異なる基準領域であっても、通常の社会経済活動のための移動については隣り合う市に移動することができる。
(イ)外出に際して、最大10名(※全員が同居人の場合は制限なし)での外出を可能とする(※これまでは14歳未満の子どもの場合は、子どもに対し責任を有する成人1名と3人までの子どもでのグループで、14歳以上の者の場合は、同居人等1名での外出が可能であっ