【東京】本場仕込みのパエリアをお持ち帰り~テイクアウトで楽しむスペイン料理(3)
スペインは今もなお警戒事態下にありますが、規制の緩和は着々と進んでいます。5月25日には、コルドバにある世界遺産のメスキータやマラガのピカソ美術館などが久しぶりにオープン。飲食店も条件付きで営業再開できるようになり、町に活気が戻ってきました。
東京は緊急事態宣言が解除されましたね。それでも日々感染者が確認されているので、まだ外食するのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。そんなわけで、テイクアウトできるおススメのスペイン料理屋さんの紹介第3弾です。
東京のスペイン通なら知らない人はいない代官山のサル・イ・アモール/Sal y Amorは、5年連続でミシュランのビブグルマンに掲載されている味もサービスも抜群のレストランです。それだけではなく、店内の雰囲気もと~ってもスペイン!! 実はここ、日本初の"アロセリア/arrocería"なのです。アロセリアはスペイン語で米料理専門店のこと。特にここバレンシアにはよく見かける形態のレストランです。
イケメンで有名なオーナーはソムリエでもあり、ワインスクールで教鞭をとるほどのワイン通。東京で40年以上続く老舗スペイン料理店を経営するスペイン人の父親がいるので、スペインの味だけではなくスペインそのものも熟知していることも成功の秘訣のひとつでしょう。現在の料理長はバレンシアに1年間滞在してあちこちでお米料理をはじめとするスペイン料