バルセロナの露天商がヒーローに。商品工場でマスク製造をはじめた移民の若者たち

カタルーニャ

コロナウイルスの影響で仕事を失ったバルセロナの露天商たちがマスク製造を開始。医療現場に必要な物資を届ける活動を行っています。

露天商として生活する移民の若者たち 
ラバル地区の工場をマスク製造に切り替え
仲間の生活を支えるフードバンクプロジェクト
ヒーロー・ヒロインは困難な時に登場する
露天商として生活する移民の若者たち 
世界中から観光客が集まるバルセロナの街角には、路上で土産雑貨を販売する露天商がたくさんいます。露天商をする人の多くは移民で、路上販売で得た売上で生活していますが、3月14日からスペイン全土でコロナウイルス感染拡大防止の特別警戒体制が布かれ、レストランやカフェなどの飲食店をはじめアパレル店や観光客向けの土産物店などすべての商業施設の営業は当面禁止されています(現状では4月11日までだけど延長の可能性あり)。
すっかり人が消えた街では露天商の商売も行えません。彼らにとってこの状況はまさに死活問題で、仕事がない上に彼らの中にはスペイン政府からの社会保障を受けとることができない人も少なからず存在するといいます。このようなシビアな状況に直面しているにもかかわらず、バルセロナの露天商連合は立ち上がりました。
ラバル地区の工場をマスク製造に切り替え
バルセロナの露店商連合(Los manteros del Sindicato Pop

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