3月15日先ほど在バルセロナ日本国総領事館から届いたの最新情報です。
●3月14日,スペイン政府は「警戒事態」(Estado de alarma)を宣言する政令を発出するとともに,同宣言に係る具体的な措置につき発表しました。
●移動制限等の措置がとられますので,同措置の内容を遵守してください。
●空港閉鎖の情報はありません。航空便の運航状況については,各航空会社にご確認ください。
●公共交通機関の運行状況等に関する参考ウェブサイトをまとめました。
1 「警戒事態」宣言の具体的措置内容
スペイン全土において,以下の措置がとられます。なおこの措置は15日間の予定ですが,状況によって延長される可能性があります。
(1)移動に係る措置
全ての不要不急な移動が制限されます。ただし,以下ア~キの移動は「警戒事態」宣言下でも認められます。
ア 食糧・その他医薬品等の必需品の入手のための移動
イ 医療機関への受診のための移動
ウ 職務履行のための職場等への移動
エ 住居へ帰還するための移動
オ 高齢者、小さな子ども、障がいのある方、その他日常生活において手当てが必要な方への対応(介護等)のための移動
カ 金融機関への移動
キ その他、不可欠な理由による移動
※中央政府管轄の公共交通機関(幹線道路における公共交通機関、近距離・中距離鉄道等)については、運営自体は維持するものの、一部本数等が半減する