聖週間(セマナサンタ)と復活祭(パスクア)のお菓子

アンダルシア

ただいまスペインは聖週間中です。聖週間はカトリック教会の祭事で、キリスト復活前の受難の1週間を偲ぶもの。移動祝日で毎年日付は変わりますが、枝の主日と呼ばれる日曜日からはじまる1週間です。明るい復活祭とは違い厳かな1週間で、敬虔な信者はこの間は肉食を断ちます。それもあってこの時期は塩鱈がスーパーや市場に並びます。スペインの多くの州の教育機関は聖週間の1週間がお休みになりますが、ここバレンシア州では聖木曜日(聖週間中の木曜日)から12連休です。
聖週間中は、スペイン全土で教会にあるマリア像やキリスト像を担ぎ出した行列(プロセシオン)が催され、観光客も大勢訪れるのですが、コロナウイルスの影響で去年に引き続き今年も中止になりました。セビリアなど盛大に祝うところでは、満員電車のような人混みになりますから仕方ありません。

<バレンシアの海岸地区カバニャルのプロセシオン>
©TVCB, Valencia. Todos los derechos reservados. www.visitvalencia.com
さて、聖週間のお菓子といえば"トリーハス"(スペイン版フレンチトースト)が有名ですが、バレンシアではパン・ケマードとモナ・デ・パスクワを食べます。
パン・ケマードは丸くてほんのり甘いパンで、この写真のようなタイプよりも上にざらめ糖がかかっているタイプをよく見かけます。

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