コロナで変化するバルセロナのモビリティ事情(道路・地下鉄・バス・歩行)
コロナウイルス拡大による外出禁止が一部緩和した5月、スペイン・バルセロナではモビリティ事情(道路、地下鉄、バスなどの交通)に様々な変化が。コロナ前と後で変わった点をまとめました。
地下鉄やバスでのマスク着用義務化
主要駅にマスクとアルコール消毒液の自動販売機10台設置
市営バスの運転席と客席のあいだに保護用仕切り板を設置
地下鉄・バス・自家用車での移動は大幅に減少
歩行者・自転車専用レーンを拡大
スペインは40日近い厳格な外出禁止を経て、コロナウイルス警戒体制の段階的な緩和がスタートしました。とはいえまだまだ営業していない商店や施設がほとんどですが、時間短縮やテイクアウト限定など営業形態を工夫しながら再開を始めた店屋も出てきて、ほんの少し日常が戻ってきました。
今週からはスペイン国内の約半分の地域がフェース0→フェーズ1へと移行しましたが、私が住むバルセロナはまだ感染拡大リスクがあるとみなされ、今週もフェーズ0が継続されています。(スペインの段階的緩和各フェーズの説明はこちら)
そんなバルセロナ市では、今後の新たな日常に都市を適応させるため、交通に関する様々なアクションがはじまっています。バルセロナが目指すのは「新しい公共空間における新持続可能なモビリティ」。この取り組みは、バルセロナ市議会とバルセロナ都市交通局(TMB -T